2024年4月の休診日:4月7日(日)・14日(日)・21日(日)・28日(日)が定期休診日となります。

柔道整復師とは

筋骨格系、姿勢プロフェッショナル

「柔道整復師」は、国家資格を得て
患者さんが訴える骨格と筋肉の不調を治すプロフェッショナルです

日本には古来、骨折や脱臼の整復、捻挫・打撲・挫傷の治療法「柔道整復術」があります。これを医療技術として、国家資格を得ておこなうことができるのが「柔道整復師」です。この医療技術は国際的にも高く評価され、WHO(世界保健機構)でも「JUDO-therapy(柔道セラピー)」として認められています。また、柔道整復師は「柔道セラピスト(JUDO-Therapist)」として世界に認知される存在です。

天王町接骨院の施術スタッフは、「柔道整復師」の国家資格を持ち、肩こりや腰痛などの症状を訴えて来院される患者さんの多くに骨格整復をほどこしています。筋骨格系、姿勢プロフェッショナルとして施術をおこなっているわけです。

そもそも柔道整復術って何?

戦国時代、敵と対戦する際の「殺法(さっぽう)」から殺傷能力を取り除き、味方や自分自身の怪我の手当てや戦場でのパフォーマンスを上げるために「活法(かっぽう)」または「活法正復(かっぽうせいふく)」と呼ばれる技術が開発されました。これが柔道整復術の起源と云われています。

柔道整復師の手技技術は、柔道の技や構え方などの体技に影響されたものが多く、武術や柔術などをルーツとして、人体の構造や武術を体得した者のみが持つ技の持ち味を生かして発展してきました。

柔道の稽古や対戦において、筋骨格(骨、筋、関節)に外力が加わって生じる骨折、脱臼、捻挫や軟部組織(筋肉、腱、靱帯など)の損傷に対しておこなう整復や処置などの施術手法を確立させたのが、近代の柔道整復術です。現代では、日常生活や スポーツ時における外傷、筋骨格の皮下損傷に対して柔道整復師が行う「施術」の総称を柔道整復術と呼びます。

自然治癒力を生かす「JUDO-therapy(柔道セラピー)」

柔道整復術(施術)の大きな目的は、薬物や外科的な処置に頼らずに骨格の歪みやねじれになどにアプローチし、人間が本来持っている自然治癒力を生かしてケガの回復や肉体的な苦痛を早く取り去り、早期に社会復帰させることにあります。従って、身体にやさしい治療法として人気の高い医療技術です。

天王町接骨院の「整復」技術は、世界的に評価の高い「JUDO-therapy」における骨折や脱臼の整復の技術を、腰痛、肩こり、首痛など現代人に多い症状にも応用しています。たとえば長時間のデスクワークなどで固くなった筋骨格などに対し、高い効果を発揮します。痛みの原因にアプローチする柔道整復術(活法)を駆使することで、身体のゆが みを調整し、パフォーマンスを改善し、一時しのぎでなく、痛みの出にくい身体をつくり上げることができるのです。

患者さんに最もふさわしい専門医をご紹介します

とはいえ、「JUDO-therapy」は万能ではありません。骨折や脱臼など、レントゲン撮影に基づく医学的な継続治療を必要とする症状の患者さんには、応急処置のみ施して専門医を紹介します。

また、腰痛や肩こりなどが内因性疾患による症状と疑われる場合もあります。そうした場合も、いち早く専門医を紹介するなど、患者さんに最も合った対応を的確におこないます。

症例ブログ《からだ研究所》